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アリゾナ製薬会社は大麻合法化のイニシアチブに打ち勝つために高額寄付を行った

September 10, 2016 News

アリゾナ製薬会社は大麻合法化のイニシアチブに打ち勝つために高額寄付を行った

大麻(マリファナ)の合法化により莫大な損害を受ける可能性の高いアリゾナの会社のひとつが今では合法化反対運動の最も大きな貢献者となっている。

報告によると癌患者の痛みを和らげる鎮静剤スプレーを唯一の製品とするインシス・セラピューティックは責任あるドラッグポリシーのためとしてアリゾナ住民に50万ドルを寄付した。それは州のイニシアチブに打ち勝つためにアリゾナ商工会議所が寄付した2番目に高額な11万ドルの4倍近くの額である。イニシアチブを推進する委員会の責任者であるJ.P. ホリオークは、製薬会社による大麻非合法を守る動きは彼ら自身の利益を守ることとなると言う。彼らは競争相手が増えることを懸念しているのである。

「彼らは大麻よりもさらに高い中毒性があり、害が強く、危険な鎮静剤を人々に売りつけたいのだ」とホリオーク氏は言う。

インシスによって作成された声明によると、インシスがイニシアチブに反対しているのは「大麻はアリゾナ住民、特に子供たちの安全を脅かすからだ」とことである。また彼らはアメリカ食品医薬品局は大麻を医療に使用することは認めていないと付け加えた。

「我々は全ての医薬品はFDAによって定められた医療標準に見合わなければならないと思っている」と彼らは言う。

声明によるとインシスは大麻に含まれるカンナビノイドは正しく使用する限り問題ないと考えている。事実、彼らのウェブサイトにはそれが含まれた癌の進行状態に合わせた7種類の製品が紹介されている。デギュア氏は誰がイニシアチブに賛成しているかにも注目すべき理由があると述べた (‘Prop.205’)。

ほとんどの基金は州外の協会である大麻ポリシープロジェクトから来ている。彼によると「大麻による悪影響に関わらずProp.205が通れば何億も稼ぐことになる」人々から何万ドルにも及ぶ小切手が多数集められていることを明かした。

それらの寄付者の中には医療用大麻診療を行う会社も含まれている。大麻が合法化されれば、2020年から有効な限定許可書のひとつが彼らに与えられることになる。

ホリオーク氏はその事実を認めた。

「Prop.205 が通ればいくつかの既存する医療用大麻を扱う薬局は利益を得るだろう」と彼は言う。「これは経済に関わっており、勝者敗者が生まれるのだ」とのことである。しかしホリオーク氏はイニシアチブによって認められる全国147店舗限定での大麻取扱店については擁護した。

もし11月に合法化されれば誰でも娯楽を含み理由なしで大麻を使用することができるようになるだろうし、自分で大麻を育てる人も出てくるだろう。大麻によって職や子供との面会権を失う人も減るだろう。なぜならもはや大麻は法に反していないのだから。

これは既存する医者が癌患者や痛みの治療に大麻を進めることを許す2010年に投票によって認められた医療用大麻法とはわけが違う。すでに10万人にも及ぶアリゾナ住民が2週間に一度2.5オンスまでなら合法的に大麻を購入できる州発行のIDカードを所持している。

しかしホリオーク氏は医療用大麻の可用性が製薬会社は大麻利用の拡大を恐れているという彼の議論を覆すことはないと言う。なぜなら娯楽用でなく医療用に大麻が必要だが医者の推薦状や州発行の医療用大麻許可カードを手に入れるための約300ドルが払えない人たちでも大麻が簡単に手に入るようになるからである。

ホリオーク氏によれば「医療プログラムから痛みの緩和用に大麻を処方してもらえる人たちにもまだ妨げるものがある」とのことである。「そのかわりに私たちが提案しているのはどんな成人でも店に行きインシスが強く推している害の大きい鎮静剤に代わるものを買うことができるようにするということである」と彼は言う。

ホリオーク氏は大麻の合法化によりインシスが経済的損害を被ると言うが、この議論にはほかの見方もある。

今年発行されたForbesで製薬会社の基金を管理するトッド・ハゴピアン氏は大麻使用がさらに拡大すればインシスのような会社に利益が生まれるのではないかと語っている。現在開発中の大麻を使用した薬に関することである。

「私は大麻をベースとした薬品がもっと手に入りやすく人々に認められるようになると思う」と彼は言う。

ハゴピアン氏は「さらなる医療用大麻の使用の拡大で経済的利益を得ることになる良い位置にいるのは生物工学の産業じゃないか」と述べた。「医療用大麻が例外としてではなく通常に使用され始めればインシス等の株が大きな利益を得るだろう」と彼は語る。

ハゴピアン氏は大企業の製薬会社が大麻を使用する薬品を開発する会社を買収していくだろうと予想している。

記事(英語)はこちら。

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