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アメリカ食品医薬品局が心的外傷後ストレス障害治療のためにMDMAの臨床試験を承認

December 06, 2016 News

アメリカ食品医薬品局が心的外傷後ストレス障害治療のためにMDMAの臨床試験を承認

アメリカ政府が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を治療する手段として、陶酔感を得られることで知られている非合法薬物、MDMAの臨床試験を承認した。

アメリカ食品医薬品局が、エクスタシーを処方薬として、承認される一歩手前の最終段階であるフェイズ3の臨床試験を承認した。

もし上手くいけば、この臨床試験によって、非合法のストリートドラッグが、PTSDを治療することができるものに変わる可能性がある。

この薬物に心的外傷となる出来事を告白する患者の気分を、もっと楽にする能力があるかどうかが、臨床試験されている。

一般的にはモリーやエクスタシーとして知られており、MDMAは数十年前から、人気のあるクラブドラッグとなってきた。

MDMA、LSD、大麻、その他の禁止薬物の合法的な医療目的使用を推奨するために、1985年に設立された小規模な非営利組織、幻覚剤学際研究学会は、MDMAを用いて、合計130名のPTSD患者を治療する6種類のフェイズ2の研究を資金援助した。同学会はまたフェイズ3の調査にも資金提供する予定であり、その調査には少なくとも230名の患者が対象となることになっている。

2つの臨床試験は、従来の処方薬や心理療法に効果がなかった、PTSDを患う退役軍人、性的暴行の被害者、警官、消防士を治療することに焦点を当てていた。

アメリカ国立衛生研究所は、エクスタシーが1900年代前半にドイツでつくられたと主張している。アメリカの少数の精神科医は、政府の監督下で1970年代に、患者にエクスタシーを投与し始めた。それから1980年代にエクスタシーがアンダーグラウンドシーンに登場した時、エクスタシーは政府によって禁止された。

ある以前の臨床試験において、エクスタシーはより大規模な治療計画の一部として、セラピーセッションの間に、精神科医によって患者に与えられた。ニューヨークタイムズによると、その患者たちは、症状の重症度が平均して56パーセント軽減されたと報告した。この研究の終了までには、患者たちの2/3がもはや、PTSDの基準に当てはまらなくなっていた。

エクスタシーが脳から、信頼感、愛情、幸福感を引き起こす多量のホルモンや神経伝達物質を分泌させる一方で、心的外傷後ストレス障害を持つ患者を圧倒する恐怖心やネガティブな感情的記憶を弱めることを、調査は明らかにしている。エクスタシーによって思考の明晰さや、自分たちの問題に対処する能力が得られる、と患者たちは述べている。インタビューにおいて、研究の参加者たちは、MDMAセラピーは痛ましい記憶を持った自分を救うのに役立つばかりでなく、アルコールやその他のドラッグを乱用することを止めて、自分たちの生活を元通りに戻すために役立つと述べている。

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